Flying Future パイロット訓練生のブログ

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METARにおけるBR,FG

気象の座学でMETARの解読を勉強する際、

BR:視程1000m以上5000m以下の場合に使用される
FG:MI,BC,PR,VCの場合を除き最短視程が1000m未満の場合に使用される

(AIM-J 811より引用) 

と学びました。
漠然と、

「視程5000m未満で飛行場はIMCになるので、
 BRが通報されていたら ほぼIMCと判断できるな」 

という一つの判断材料として考えられそうですが、
(※ほぼ と書いたのは視程5000mちょうどの場合があるので)

日本列島を寒冷前線が通過する今日、ふとMETARを見てみると、

RJBE 170000Z 05006KT 8000 -RA BR FEW008 SCT020 BKN060 09/07 Q1017

 とあります。
卓越視程が8000mあるのに、BR(視程1000m以上5000m以下)が通報されています。

BR(視程1000m以上5000m以下)…ここでいう視程とは卓越視程ではない何か別の視程であることが分かりました。近日中に詳しく調べたいと思います。

 

◆METARにしばしば登場する略語の読みと意味を復習しておきたいと思います。
(なぜところどころフランス語が登場してくるのか、ご存知の方いましたらコメントして頂けると幸いです)

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以上、自分の備忘録として。また誰かの役に立てば幸いです。

参考サイト:

Omnipot

気象予報士の航空気象 関東 大雪 SNRAとRASNとは?