学科試験の手続きから見る、日米の航空行政の差
「学科試験を受験する」
この1フレーズの行為のために発生する必要な作業が、日本とアメリカで随分違うなと感じたので、まとめてみました。
日本で航空局の学科試験を受験する場合 (事業用・海外ライセンス保持者) |
アメリカでFAAの学科試験を受験する場合 |
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試験日を待つ(事業用の場合年6回開催) | TSAに登録 |
鳳文書林から学科試験申請用紙一式を取り寄せる (389円+送料) |
コンピュータテストを実施しているスクールで受験 (24時間365日受験可) |
手元に届くのを待つ | その場でスコア発表と受験料引き落とし |
申請書を記入する(鉛筆で) | |
納付書を記入する(ボールペンで) | |
郵便局に行く | |
手数料分の収入印紙を買い、貼りつける(5600円) | |
切手を2枚買い、貼りつける(82円×2) | |
自分のライセンス返送用書留封筒を買う | |
全てを同封し航空局に送付する | |
ライセンスが書留で返送されるのを受け取る | |
試験2~3週間前に受験票が届く | |
証明写真を準備し受験票に貼りつける | |
受験票をもって試験当日、受験する | |
2~3週間後に結果通知が届く | |
(受験を思い立ってから合否まで:最大3カ月) | (同:1日) |
アメリカでは既に完全ペーパーレス化・オンライン化が実現している一方、
日本ではいまだに鉛筆・のり・収入印紙・封筒が必要となっています。